自動車保険の車両保険を元に自分にあった自動車保険を選ぶポイントを紹介します。

車両保険での等級の据え置き廃止

車両保険での等級の据え置き廃止


自動車保険の契約者には20段階の等級が割り当てられている。


毎月支払う保険料は、基本契約の内容や車種、契約者の条件、

特約の内容などで変わるが、事故リスクが等級で管理され、

等級が高いほど保険料の割引率が高くなる


また、この等級は1年間無事故ならば1等級あがり、

逆に事故を起こせば3等級下がって月々の保険料が高くなる。


従来の制度では、事故などで自動車保険を使った契約者は、

これまで積み上げてきた等級が「3等級ダウン」して保険料が高くなった。


しかし新制度では、この3等級ダウンに加えて、

事故後3年間は事故有係数という特別に割高な保険料体系が適用される。


つまり、3等級さがるだけでなく保険料の支払い基準そのものが

“ペナルティレート”になり、同じ等級でも事故有係数の人は、

そうでない(保険未使用=無事故係数)人よりも

高い保険料を支払わなければならなくなる。


この事故有係数による値上げ率は、

事故なし係数と比較して最大50%に達する模様だ。


また、この3年間の事故有係数の適用期間中に再び事故を起こして保険を使えば、

ペナルティー期間は最大6年間にまで延びてしまう。


これまでの自動車保険では、

車両保険において「等級据え置き事故」というものが存在した。


これは盗難や火災、台風・竜巻・洪水または高潮などの自然災害、

飛び石などによる窓ガラス破損、飛来・落下物による損傷、落書き・イタズラ被害

といった"契約者に責任のない被害"を被った時には、

自動車保険を使って修理しても等級が下がらないというものだ。


しかし、今回の保険制度改定では、

この等級据え置き事故の規定が廃止され、

たとえ契約者にまったく非がない状況でも、

自動車保険を用いてクルマを修理したら、1等級ダウンする。


さらに、このケースでも事故後1年間は事故有係数が適用されて

割高な保険料を支払わなければならないペナルティー期間の対象になるという。


等級据え置き事故の廃止により、

例えば「走行中に飛び石で窓ガラスが損傷した」とか

「きちんと施錠していたのにクルマが盗難されてしまった」

といった自分に責任のない不可避的な災難に見舞われたとしても、

自動車保険を使えば、

保険会社からは“事故を起こしたペナルティー対象”として扱われてしまう。


単純に事故有係数の導入だけであれば、

「無事故・安全運転で保険を使わない契約者と、

事故を起こして保険金支払いを受けた契約者の公平性を保つため」

(大手損害保険会社)という理由が成り立つかもしれません。


しかし、契約者に責任のない損害を救済する

「等級据え置き事故」の制度まで廃止することには、

納得できないドライバーは多いのではないでしょうか。


powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional